石神井台の住宅

練馬区石神井台にあるマンションの一室を改修し、開放性と一体性を持たせるように、天井を再構成したプロジェクトです。

平面は6.3m×11.8mの東西に細長く、改修前は3LDKに分割されて各部屋には窓が一つしかない窮屈な空間でした。既存状況や経済性とのバランスも含め平面に大きな変更は加えず、間仕切り壁を解体するのみを行い、キッチン以外は設備位置や機器も既存を活かす計画としました。

天井は既存の配管・配線を可能な限りいじらず、避けるように部屋の中心から放射状に伸びる天井をつくりました。斜めの天井は半分は合理的につくられ、天井の高低は直下のアクティビティと呼応するように決められています。そして半分は非合理的に決められ、相反する関係が一体となってデザインされています。

コアの壁は55mmと72mmの2種類の杉板を用い、扉やベッドボード等に合わせ、3段に分けてランダムに貼っています。面に適度なリズムを与えながら、壁面収納や間仕切り戸が隠蔽されています。

設計勝亦丸山建築計画

施工TANK

不動産創造系不動産

撮影千葉正人

 

改修前の様子

©2015 KATSUMATA + MARUYAMA ARCHITECTS