DESIGN
OPERATION

デザインオペレーションとは

設計(デザイン)と運営(オペレーション)を一体的に行い、設計事務所が建築と伴走しながら街やコミュニティと共に成長していくことを目指した手法です。

デザインオペレーションとは デザインオペレーションとは

設計監理契約では建設を前提としていますが、デザインオペレーションは断続的な修繕を前提としています。現代日本においては、人口減少やデフレの長期化に伴いスモールビジネスやスタートアップなどのプロジェクトが、地方・都市の建築ストックを成長過程の場として活用し、エリアに新たな文化や経済・雇用を作る可能性をもたらしていると考えています。このような状況の中で、建築家が場の運営に近い立場になった時、建築の作られ方はどのように変わっていくのでしょうか。設計と運営の間にどのようなフィードバックが可能かを模索しています。

特徴

1.収益方法の転換

1.収益方法の転換

デザインオペレーションの事業は、初期費用を抑えることで早い段階での資金回収が可能となり、事業リスクを避け運営の負担を和らげます。初期費用を抑える方法の一つとして、設計と運営を組み合わせた収益方法を採用しています。建物を活用する上で最初に行わなければいけない業務(法規の確認、行政協議、事業計画の作成、改修設計等)のコストを運営による収益から得ていく方法です。

2.未完成から始める

2.未完成から始める

未完成な空間からデザインオペレーションの事業は始まります。運営スタート時に完成された空間をつくるのではなく、既存の特徴を生かし追加の設計/投資のヒントとなるような空間の輪郭をつくります。その中にあえて「つくらない」、「仕上げない」余白を散りばめていきます。

3.建築の更新

3.建築の更新

最初に行われる工事よりも追加の設計/投資に重点をおき、事業の状態や運営の学びのなかで一歩ずつ建築を育てるように更新していきます。未完成のままだった空間は徐々にアップデートされ、時間をかけて建築の価値をコミュニティと共により良い状態に導きます。

4.情報の収集・発信

4.情報の収集・発信

日常の風景やイベント、空間がアップデートされていく様子などをHPやSNSを活用して発信していきます。また、設計事務所としてシェアスペースの研究や既存建物活用に向けた調査などを行ってい情報を収集し蓄積していきます。

5.プロジェクト同士の連携

5.プロジェクト同士の連携

シェアハウス同士の交流やその他の自社事業とのサービスとの連携を目指しています。2拠点での活動を生かし、住まいの中では得られない予期せぬ出会いや出来事を誘発しシェアハウスの付加価値を高めます。

システムについて

サブリース方式

サブリース方式

住宅所有者(家主)は運営管理事業者に物件を賃貸し入居者に転貸する方法で、運営管理は全て運営管理業者が行います。運営管理のほぼ全てを運営管理事業者行うため、住宅所有者の負担が最も少なくなります。

委託方式

委託方式

住宅所有者(家主)は入居者との賃貸借の締結などは行いますが、一部の運営管理業務を運営管理事業者に委託する方式です。家主の初期費用の負担と手間を少なくすることができます。運営管理の大部分を運営管理事業者行うため、住宅所有者の負担が少なくなります。

事例紹介

今川のシェアハウス

今川のシェアハウス

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_____for now

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※近日中公開

馬喰町のSOHO

馬喰町のSOHO

※2022年完成予定

猪之頭の森

猪之頭の森

※2023年完成予定

西日暮里のシェアハウス

西日暮里のシェアハウス

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